なぜエヴァンゲリオンに夢中になるのか

シン・エヴァンゲリオン劇場版見て来ました。見終わった最初の感想は、ドラクエやFFといったロープレをやり終えた時と同じような、なんだか寂しいというものでした。25年もの長い間賛否両論を巻き起こしながらもファンを確保し続けて来たということはそれだけで凄いことだと思います。

また、綾波派・アスカ派論争(私はアスカ派)を発端にアニメキャラの新分野を開拓しただけでなく、斬新なカット絵、フラッシュカット手法など、アニメを飛び越えて様々な表現に影響を与えた作品だと思います。残酷な天使のテーゼは時々無性に聞きたくなるし、常にカラオケの上位ですし。

エヴァとの出会いは高校生の頃、出席番号が後ろの席の筋肉モリモリ将棋部の友達にDVDを勧められて見たのが始まりでした。第一話を見終わってすぐに友達に聞いたのは「使徒は何者?何で攻めて来てるの」という疑問。友達の答えは「それは分からない」というものでした。

エヴァを知らない人には理解できない会話だと思いますが、エヴァを知る人は皆共感できることだと思います。エヴァの最大の特徴はまさにこの「何が何だか分からないけど面白い」ということだと思います。

これは「人間は全てを与えられるよりも、何かを追求している瞬間が一番楽しい。」という人間心理をうまく利用していると思われます。謎だらけの設定、救われたと思ったらどん底に突き落とされる急激な鬱展開、謎を知りたい・・・救われたい・・・・そう思って続きを見てしまうんですよね。庵野監督はきっと意図して仕掛けているでしょう。分かっていても、それでも面白い。

シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーも必ず見ます。

【シンエヴァ】壊れた監督とファンが知るべき真実

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